映画「
阪急電車 -片道15分の奇跡-」を観てきました。
ものすごく興味があったんです、動画編集部として。
まだ全然活動してませんけど(笑)
舞台は「阪急今津線」。
私の最寄り駅があるローカルな路線です。
ローカル路線だからこその、
ダイヤの間を縫っての撮影だったそうで
おかげでロケを何度か見かけることが出来ました。
自分の知っている風景が
映画ではどんなにきれいな映像に仕上げられているのか。
どう撮れば実物以上に見せることが出来るのか。
これは自分の仕事の勉強にもなるかもと思ったんです。
「さぞかし見た人が憧れるような映像になっているのだろうな」
映画の持つマジックみたいなものを期待して見に行きました。
でも映画の中の風景はとても自然で、いつものまま。
全然飾っていない風景に最初はなぜかがっかり。
それぐらい普通で、いつもどおりなんです。
毎日歩いてる道。
毎日乗っている電車。
毎日見ている窓からの景色。
私は生まれてからずっとこの沿線です。
映画の中全部がいつも当たり前のように自分のまわりにあるもの。
自分がどこにいてもおかしくない。
まるで自分の家の中で撮影されてるみたいに、
どの場面を見てもそこがどこだかすぐにわかります。
この映画は特に感動する盛り上がりがあるわけでもなく
お話は淡々と進んできます。
中谷美紀と戸田恵梨香が会話するエンディングは
やっぱりお話の世界というか、ちょっときれいすぎる気もしするし。
これはご当地映画ってやつよね。
だからこの沿線を知っている人しか楽しめない映画かも。
でもこの沿線に関わったことがある人なら
涙が出るぐらいなつかしい気持ちになるかもしれません。
見終わった後は温かい気持ちになって
私にとってはすごく落ち着く映画でした。
ご当地映画っていいねー。
ご当地映画のマジックみたいなものを感じました。
そしてこの沿線で生活していることを改めて幸せに思った。
都会に住むことをよく勧められますが
私はやっぱりここの適度な田舎具合が好きだー。
天気が良くなったらこの沿線のなつかしい場所を
写真を撮りに行こうかなー。
甲山とか、ピクニックセンターとかね。
追記:
「未来講師めぐる」あたりから気になってましたが
勝地涼くんがどんどんいい味出してきてますわー。
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